実家 査定

マンションの価格決定の基準

 

セールスするマンションの価格は、どのように決定されるのでしょうか。

 

それは、不動産屋が持ってきたリサーチを参考にすると同時に、売主様と不動産業者が相談しながら決めていくと考えられます。

 

そういうわけで、まず不動産屋の査定方法に関しましてご説明しておいてください。

 

 ただいま、主に扱われている査定方法は「取引事例法」といったものとなります。

 

この周辺の地域の似通った物件の過去の成約事例・売出物件をもという様な鑑定する方法です。

 

不動産業者はお見積もりを頼まれると、まず査定適合するマンションと一緒のマンションが過去に売り出されているのであろうか、成約完了していないかを調査します。

 

その価格を参考に、査定対象物件の価格を詰めていくというわけです。

 

こうした場合、「同じマンションで、過去にこれくらいの価格でビンゴしたので、売主さんの部屋ならこのぐらいと言えますね」という説明ということなんです。

 

使い方によっては精密な査定ができる取引事例法ですが、ウィークポイントが二個だと思います。

 

1つ目のウィークポイントは「事例の数と事例の成約時期」だと言えます。

 

何と言いましょうか、数々の事例がある物件であれば精度の高い査定が実現できるでしょうが、ほんの1つだけしかない場合、こういった事例による査定の精度は薄くなります。

 

無論のこと、事例が多ければ成約価格の平均を差し出してみることで、更に基点として精度の高い査定が可能なんです。

 

ですが、事例の成約時期が一番最後であればいいのではありますが、2年前、3年前となれば、不動産市場の動向も異なっており、それほど参考になることはないでしょう。

 

2つ目のウィークポイントは「売主の背景が分からない」なんです。

 

「何のために、売主はマンションを売ったんだろうか」というものについては、顧客データに記述されません。

 

そうは言っても、この売主の背景は価格を決定する際にきわめて肝要になってきます。

 

お金に悩んでいて今すぐ売りたい売主さんだった場合になると、値段を下げてでも早く買ってもらいたいため、市場価格で勝負せずに今すぐ売れるように販売価格を下げる事でしょう。

 

そのため、事例価格は市場価格より安い可能性の高い事はほぼ間違いなさそうです。

 

それよりも余裕がある売主さんの場合は、のんびり少し高めの値段から展示します。そうして、いいご縁があればいい値段で買われます。

 

このため、事例価格は少し高めとなるはずです。

 

 こういったふうに価格には、「売主さんの背景」が圧倒的に影響すると言えるのです。

 

 改めて、最初にも申し上げましたが、不動産売買は売主と買主があって成立するものなのです。

 

そして、そこに市場が形成されます。

 

ということで、いくら精度の高い事例を参考にしても「売りに出すまで見えてこない」実際の姿なのです。

 

だけど、それでは値段の付けようがないのです。

 

そういうわけで事例を参考にして、たたき台を作るのであります。

 

売主さんの中には「一緒のマンションのあの部屋はこのぐらいで売れたから、ぼくの部屋もこのぐらいで売れるかも知れない」と言い切ってしまう方もいらっしゃいますが、これは非常に先走り過ぎです。

 

こんなのは基本的に「事例」でしかないので、売主様の背景迄は想定できないからだといえます。

 

また、住宅ローン残高によっては「これ以上の価格で売らなければいけない」ということもあるでしょう。

 

過去の事例を参考にを同時進行しながら、売主さんの置かれた状況、お金の問題、あるいは売主さんの買ってほしい値段などをトータル的に踏まえて、査定の値段を決定していくというわけです。

 

それじゃあ、不動産屋がリストアップする「査定額」をどのように目安にし、いかがにして売り出し価格を決めていけばベターなのでしょうか。

 

 

 

WEB参照:マンション 査定